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2025.11.17
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クロスバイクとシティサイクルはどんな違いが?選ぶならどっち?

クロスバイクとシティサイクルはどんな違いが?選ぶならどっち?

通勤や街乗り用に
「そろそろ自転車を買い替えよう」と思っていても、結局どれを選べばいいのか迷っていませんか?

「クロスバイク」と「シティサイクル(=シティバイク)」この2つの言葉を目にすると、なんとなく「おしゃれ」「スポーティ」「実用」といったイメージが頭に浮かびますが、実際には“何がどう違うのか”自分の通勤スタイルにどちらが合っているのか”がはっきりせず、不安を感じる方が多いものです。

この記事では、あなたの通勤・街乗りという生活シーンを想定して、どちらが向いているか、どう判断すれば失敗しないか、さらに将来の利用シーンも視野に入れた選び方まで、網羅的にわかりやすくご説明します。

ぜひ「私はどちらかというとこっちだな」とあなたが決めている条件とどちらが合致するのか?考えながら読み進めてください。

クロスバイクとシティサイクルの違いは?<設計思想・用途>から自分に向いているのはどちらか判断

「通勤・街乗り用に自転車を買おう/買い替えようと思っているけど、結局どちらが自分向きなの?クロスバイクとシティサイクルの違いが分からなくて不安…」という気持ち、よく分かります。スタイルも気になるし、通勤時間も捻出したいし、荷物もあるし…と考えると、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

ここではまず、クロスバイクとシティサイクルがそもそもどんな設計思想・用途で作られているかをお伝えします。

そもそも「クロスバイク」と「シティサイクル」はどんな自転車?

「クロスバイク」と「シティサイクル」。名前は聞いたことがあっても、実際に“どう違うのか?”と言われると、はっきり答えられない人は多くいます。

見た目が似ている部分もあるため、なんとなく選んでしまうと後から「用途と合わなかった…」というミスマッチが起こることもあります。

選ぶ前に、まずはそれぞれがどんな思想で作られている乗り物なのかを知っておくと、後悔しにくくなります。

◆クロスバイクとは

クロスバイクは、「街乗りも、軽いスポーツ走行も楽しめるように作られた自転車」です。
日常と趣味のちょうど中間に位置するジャンルで、通勤〜ちょっとしたサイクリングまでこなせる万能タイプです。

特徴をわかりやすくまとめると、このようになります。

ハンドルはまっすぐ(フラットバー)で操作が直感的。
視界が広く、信号の多い街中でも扱いやすい。

タイヤがやや太め(30mm前後が多い)。
段差や路面の荒れにも強く、安定性が高い。

姿勢はやや前傾だけど、負担の少ない絶妙な角度。
通勤服のままでも乗りやすい。

軽量で走りが軽い。
漕ぎ始めもスッと動き、坂道もラク。

装備の追加(スタンド・泥よけ・ライト・カゴなど)が比較的しやすい。

つまり、
「普段は街乗り。休日は少し遠くまで走りたい」という人に最も向いているのがクロスバイクです。

◆シティサイクルとは

シティサイクル(いわゆる“ママチャリ”を含む生活用自転車)は、毎日の生活をストレスなくこなせるように作られた実用自転車です。

特徴をまとめると↓

姿勢はほぼ直立で乗れる。
服や靴を選ばず、普段着のままでOK。

カゴ・スタンド・鍵が標準装備。
買い物や通勤での荷物もそのまま積める。

タイヤが太く、段差に強い。
スピードよりも安定性に寄せた作り。

走りは重ためでスピードは控えめ。
短距離移動や街の低速走行に最適。

日常生活の“道具”として最適化されているため、「買い物」「駅までの移動」「生活の足」としてはとても便利。

◆クロスバイクとシティサイクルの一番の違いは?

ざっくり一言でまとめると、

クロスバイク:走りの軽さ・快適さ・移動距離の幅広さを重視した設計
シティサイクル:生活の利便性・気軽さ・荷物対応力を重視した設計

という違いです。

この“設計思想”が、
ハンドル/タイヤ/装備/重さ/価格…など、あらゆる仕様の差につながっています。

クロスバイク or シティサイクル「設計思想・用途」が違う

まずは、「クロスバイク」と「シティサイクル(シティバイク)」がどんな目的で設計されているのかを理解することが、選択を迷わないための出発点です。日常の通勤・街乗りという観点から、それぞれの特徴を比べてみましょう。

クロスバイク or シティサイクル

項目シティサイクルクロスバイク
主な用途日常の通勤・買い物・街中移動。荷物を積んで/雨天・混雑を想定。通勤+軽いレジャー・休日サイクリングも視野。舗装路を効率よく走ることにも対応。
乗車姿勢上体が起きた姿勢。視界が広く安心感あり。やや前傾姿勢。空気抵抗を抑え、漕ぐ力を活かせる設計。
装備・実用機能前カゴ・荷台・フェンダー(泥除け)・チェーンカバーなど、最初から装備されていることが多い。装備は必要に応じてオプション装着。軽さ・走行性能重視。
タイヤ・ホイール規格26/27インチなど。タイヤ幅も太めで安定重視。700C (ロードと同じ径) が主流。タイヤ幅はやや細め~中太。
車体重量・持ち運びやすさ装備付きゆえに重め。

例:20kg前後になるモデルもあり。
軽量フレーム+余計な装備が少ないため、10~15kg台のモデルも。
メンテナンス・取り扱いシンプルな構造。メンテナンス頻度が比較的少ない。パーツがスポーツ志向ゆえ繊細。適切な手入れが必要。

このように、シティサイクルは「日常使い/荷物運び/短距離・安心設計」を重視し、クロスバイクは「走る・効率を上げる・通勤+余暇も対応可能」という設計思想です。

つまり、用途・ライフスタイルによって向き・不向きがはっきり出てきます。

「クロスバイクか?シティサイクルか?」決めあぐねているあなた用の“判断軸チェックリスト”

次に、「あなたにはどちらが合っているか」を簡易セルフチェックできるフローチャートをご用意しました。下の質問に脳内あるいはメモしながら答えて進んでみてください。最後に、自分がシティサイクル向き/クロスバイク向き/どちらでもOKだが条件付き、のどれになるかが分かります。

(◎=ほぼ当てはまる/○=当てはまる/△=少し当てはまる/×=ほとんど当てはまらない)


【用途(目的)】※脳内で ◎/○/△/× を記入してください

チェック|内容
────────────────────────────
[  ] 毎日の通勤(片道5〜20km)に使う予定
[  ] 休日にも10〜20kmほど走りたい
[  ] 買い物や荷物運搬など生活用途が多い
────────────────────────────


【スタイル(乗り方)】

────────────────────────────
[  ] 普段着(カジュアル)で気軽に乗りたい
[  ] スーツ・ジャケットで乗る日がある
[  ] 前傾姿勢ではなく、アップライト姿勢が良い
[  ] 多少前傾でも、軽さ・走りの爽快感を優先したい
────────────────────────────


【予算(初期費用・維持費)】

────────────────────────────
[  ] 初期費用は5〜7万円台に抑えたい
[  ] 維持費(タイヤ・ブレーキ)が少なめのほうが良い
[  ] 軽さ・走行性能のためなら多少の費用はOK
[  ] 装備(ライト・カゴ・泥除け)が最初から付いていると安心
────────────────────────────


【将来展望】

────────────────────────────
[  ] 日常の足として安定して走れれば十分
[  ] 通勤効率を上げたい(時間短縮・疲労軽減)
[  ] 休日に行動範囲を広げたい
[  ] 将来、電動クロスやカスタムも視野に入れている
────────────────────────────


📌 どう判断する?

■ クロスバイク向き(以下の項目に〇が多いなら)
・通勤距離が5〜15km
・走りの軽さ・スムーズな加速を求める
・荷物はリュック中心/そこまで多くない
・休日も少し走りたい
・将来電動クロスやカスタムも視野に入る

時間短縮・走行性能・爽快感 を重視する人に◎
→ “移動の質を上げたい人”はクロスバイクが強め。

■ シティサイクル向き(以下の項目に〇が多いなら)
・買い物や荷物運搬が多い
・カゴ・荷台が標準で付いていると安心
・スーツでも普段着でも“気軽に乗りたい”
・メンテ少なめ・低コストが理想
・路上駐輪や屋外駐輪が多く、盗難も気になる

生活の実用性・安心感・荷物 を重視する人に◎
→ “日常の万能自転車”が欲しい人はシティが最適。

■ 両方同じくらいなら?

  • 「生活中心 → シティ」
  • 「通勤中心 → クロス」

が最も後悔しない選択といえます。ぜひ参考にしてみてください。

またこれまでの傾向から「クロスバイクが自分に向いているかも」と感じつつも、マウンテンバイクやロードバイクとも比較して最終的な判断をしたいと考えている方はこれらの記事も合わせて読んでみると安心です。

このように複数の軸で比較しておくことで、自転車選びに対する不安が確実に薄れます。

クロスバイクとシティサイクルの違い【速さ・快適さ・費用・維持の手間】で考えてみよう

「自転車を選んだら、どこまで差が出るの?“速さ”“快適さ”“費用”“維持の手間”で比べたら、クロスバイクとシティサイクル、実際どう違うの?」という疑問をお持ちではありませんか。言葉では「クロスの方が速い」「シティの方が荷物には強い」と聞くものの、具体的にどれくらい違うかが分からないと、通勤・街乗り用として自分に必要な“差”を把握できません。

ここでは項目別に「どれくらい違うか」を通勤距離別のパターンで所要時間・疲労感・維持コスト・装備必要度を3パターンで比較し、具体的にイメージできるようお伝えします。

①:項目別「クロスバイクとシティサイクルでどれくらい違うか」

項目シティサイクルクロスバイク
平均走行速度約12 km/h(信号・雑踏含む)約20 km/h前後・信号待ち含むケースあり
車体重量約18〜21kg前後が標準的約10〜14kgが多い(軽量モデルでは10kg以下)
装備(荷物運搬・実用性)カゴ・荷台・泥除け・スタンド等標準装備が多い装備はオプション扱いが多く “純走行”仕様がベース
メンテナンス頻度/難易度比較的少なめ・簡単な構造が多いパーツがスポーツ仕様ゆえ、定期的かつ丁寧な手入れが望ましい
価格帯(購入・維持)購入価格が手頃なモデル多数。維持コストも抑えめ。購入価格高めの傾向。維持・消耗パーツも高め。
盗難リスク・保管手間単価が低め・重く目立ちにくくリスク相対的に低め軽く・高価格・スポーティな見た目ゆえ、盗難リスクがやや高め。駐輪管理が重要。

速度:シティ12km/h、クロス20km/h。5km通勤で約10分差。
重量:シティ18kg超、クロス10〜14kgで持ち運びが段違い。
荷物:カゴ標準のシティは生活向け、クロスは荷物少なめ向き。
メンテ:シティ=手軽、クロス=定期ケアが必要。
費用:シティは本体・維持費とも安い。クロスは性能が高いぶんコストも高い。
盗難:シティは低リスク、クロスは駐輪環境に注意。

など、予算や快適性、自身の環境面から総合的に判断してどちらが利便性がよいか?快適に利用できそうか?考えてみてください。

②:通勤パターン別比較

次に、通勤スタイルを3つのパターンに分けて「所要時間」「疲労感」「維持コスト」「装備必要度」をシティサイクル vs クロスバイクで比較します。

パターン通勤片道距離シティサイクルクロスバイク
A:近距離・平坦・荷物多め約5 km/時間約20分所要時間約25分、荷物OK、維持コスト低め、装備充実所要時間約15分、荷物少なら◎、維持や駐輪に少し手間
B:中距離・信号少なめ・荷物普通約10 km/時間約30〜35分所要時間約35分、荷物OK、疲労やや有、維持中所要時間約20分、疲労軽め、荷物少なら快適、維持や駐輪注意
C:長距離・休日も使いたい・荷物少なめ約15 km/時間約40〜45分所要時間約45–50分、疲労有、荷物少対応、維持若干増所要時間約30分、疲労少、休日でも使える拡張性あり、維持・保管・リスク有

パターンA(近距離=シティサイクル◎):日々「通勤+買い物」というルートがメインで、「荷物を運ぶ」「雨天・混雑もある」など状況が多ければ、シティサイクルが安心です。たとえば、「仕事帰りにスーパー寄って荷物をキャリアに載せてエレベーターで駐輪場へ」という導線が多いなら、カゴ・荷台・泥除けが最初から付いている車体はストレス軽減になります。

パターンB(中距離=シティサイクル△・クロスバイク◎):通勤片道10 kmほど、信号少なめの路があるなら、クロスバイクを選ぶことで「通勤時間が10〜15分短くなる」「週末も少し遠くまで走れる」というメリットがあります。ただし、荷物が多め・駐輪が路上・メンテナンスに手をかけたくない場合は、シティサイクルでも十分満足できる選択です。

パターンC(長距離=クロスバイク◎:「毎日15 km以上」「休日に30km以上走る」「荷物少なめ」というライフスタイルなら、クロスバイクの軽さ・走行性能・拡張性を活かせる場面が多いです。もちろん、保管・駐輪・メンテナンス・盗難対策がやや重要になりますが、その分“快適性・効率性”というリターンが大きめです。

「普段どれだけ走行する予定か?」によって、選ぶべき自転車も変わってきます。

普段、自動車や電車がメインで近所のスーパーにしか利用する予定はないのでしたら、「シティサイクル」。自動車や電車利用を控えて長距離通勤、週末のサイクリングに活用しようとしているなら「クロスバイク」といった選択がベストとなります。

乗車姿勢/操作性/走行感の違い

シティサイクルでは、ハンドル位置が体に近く、上体が起きやすい構造です。街中の信号・歩行者・交差点などでも視界が良く、乗り降りも楽に感じます。

一方クロスバイクは、やや前傾姿勢を取ることで「漕ぐ力を活かす」「空気抵抗を減らす」設計になっています。そのため、ハンドル位置・フレーム形状・タイヤ規格などがシティと異なり、「走る」ことに寄ったつくりです。

操作感としては、クロスバイクは軽快・加速感あり・ペダルレスポンスが良い反面、上体が少し前傾になるため、スーツやジャケットでの通勤には「違和感がある」「荷物を背負うとバランスが取りづらい」という声もあります。

逆にシティサイクルでは「ゆったり安定して走れる」「荷物を載せても安心」というメリットがありますが、漕ぎ出し・加速・巡航速度という点ではクロスバイクに見劣りする点もあります。

随分と違いが見えてきたかと思います。では実際に、あなたと同じように悩んでいる人はどのような疑問をもっているのでしょうか?

Q&A:よくある疑問

クロスバイクなら通勤が楽になりますか?

はい、通勤時間が短くなる可能性があります。

例えば知恵袋の体験談では「シティ平均12 km/h、クロス平均20 km/h」というデータがあります。ただし“荷物が多い”“駐輪環境が悪い”“メンテナンスを放置する”と、結局シティサイクル並になってしまうという声もあります。

引用:Yahoo知恵袋

シティサイクルでも十分ではないですか?

十分、というケースも多いです。特に通勤距離短め・荷物多め・頻繁に乗り換え・信号多めの都心路なら、信頼感・実用性重視でシティサイクルが正解です。

ただし、「もっと速く」「休日も走りたい」「軽さを感じたい」といった希望があるならクロスも検討する価値ありです。

メンテナンスを考えるとシティサイクルの方が楽ですか?

はい、基本構造がシンプルで装備も実用重視されているため、日常使いで“ほったらかし”になりにくいです。クロスバイクは性能を活かすためには定期的な手入れが望ましいという指摘があります。

試乗をおすすめする理由・チェックリスト

どれだけ情報を集めたとしても実際に乗ってみるのが一番確実です。

文章・動画を見るだけでは「自分の体・通勤ルート・荷物量・駐輪環境」に合うかどうか判断しきれないからです。以下は試乗時に押さえておきたいチェックポイントです。

  • 荷物を背負って走ってみて、バランスや操作感がどうか
  • 通勤ルート(信号・坂道・段差・路面)を想定して走ってみる
  • 駐輪・持ち運び(マンション駐輪場・階段・エレベーターなど)を自分で運んでみる
  • サドル・ハンドル位置・乗車姿勢が通勤着・荷物付きでもストレスないか
  • 駐輪時の鍵・防犯装置・重さ・取り回しを体感する
  • メンテナンス相談できる近隣ショップ・交換部品の入手性も確認

以上をメモしておくと、後から比較しやすく、選び間違いを防げます。

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クロスバイクとシティサイクルの違い|拡張性・将来性を見据えた選び方をしたいなら?

「“週末も使うし。通勤にも使おうと思っているんだけど、クロスバイクとシティサイクル、どちらを選ぶべき?“拡張性や将来性”も含めて考えたい。また予算や購入後のカスタマイズも気になる…」という悩みを持っていませんか。

通勤用途に特化して選んでも、ライフスタイルや勤務形態、住居環境が変われば“使い方”も変わる可能性があります。

ここでは、用途の拡張性という観点から「クロスバイクとシティサイクル」を比較し、長期的な費用対効果・カスタマイズ性・将来のアップグレードまで含めた判断基準をご案内します。

クロスバイク|シティサイクルの用途の拡張性について

指標シティサイクルクロスバイク
初期購入価格の目安比較的低め(例:¥40,000〜¥80,000程度)やや高め(例:¥90,000〜¥150,000+カスタム)
維持・消耗品コスト年間維持コストが比較的抑えられる(装備・変速・軽量パーツ少なめ)高めの可能性(軽量・変速・タイヤ等高性能パーツ)
カスタマイズ/拡張性装備(カゴ・荷台・泥除け)を追加しやすいが走行性能自体を大きく変える構造にはなっていない性能を伸ばす余地が大きい(タイヤ交換、変速強化、軽量化)ため「通勤→休日ロングライド」に対応可能
将来乗り換え/アップグレード“実用車”としての役割が明確なので乗り換え需要が限定される可能性ありよりスポーツ寄り・多用途に対応可能なので、ライフスタイル変化(通勤→レジャー)に柔軟
リセール性・資産価値初期価格が低めゆえ、リセール価格も比例して落ち着く傾向あり人気ブランド・仕様次第ではリセール価値が期待できるが、維持・保管をきちんとしないと価値低下のリスクもあり

初期購入価格だけでなく、「年間利用時間×快適度」「メンテナンス頻度×手間」「乗らなくなったときに売れるか」という観点も“総合コスト”として考えておくと納得感が出ます。

例えば、クロスバイクを選んで通勤+休日ライドを年間240回使うとします。通勤時間が10分短縮=年間で約40時間の時間節約となると考えると、時間価値を1時間あたり¥2,000と見積もると年間で¥80,000の価値が出る可能性もあります。このように「投資」として捉える視点を持つと、初期費用が高くても納得しやすくなります。

一方、荷物運搬・雨天・通勤環境が厳しい都市部・駐輪が路上・メンテナンスをあまりやりたくないという条件なら、シティサイクルを選ぶことで「安心感・手間少・予算少」メリットを活かせます。将来用途が変わらなければ、これが最も賢い選択かもしれません。

また、将来「休日にサイクリング」→「週末にちょっと長く走りたい」など変化する可能性があるなら、拡張性・軽量性・変速性能など余地があるクロスバイクの方が「使い方を変えやすい車体」と言えます。

将来の乗り換え・アップグレードについて

シティサイクル:実用重視ゆえ、機能性(荷台・カゴ・泥除け)などが初めから付いていることが多く、カスタマイズより“使い勝手そのまま”がメリットです。ただ、軽量化・スポーティ化・遠出向け仕様変更という観点では限界があります。「荷物重視」「近距離特化」というライフスタイルが変わらなければ安心ですが、変化があった場合は乗り換えを検討する可能性が高くなります。

クロスバイク:初期仕様から「走る性能」を重視して設計されているため、荷物仕様・通勤仕様・休日仕様などへ“用途を広げる”ためのカスタマイズ余地があります。例えば、ライト強化・タイヤ幅変更・荷台取付なども可能です。ただし、カスタマイズして“荷物運搬重視”仕様に変え過ぎると、軽さ・走りやすさというクロスの長所が薄れる可能性もあります。選び方では「用途を変えられる余地を残しておく」ことが鍵です。

判断基準としては、「今の用途だけでなく1〜3年後・5年後どう使いたいか?」「通勤距離や勤務先・住環境が変わる可能性があるか?」「休日にどれくらい乗りたいか?」を考えることです。

将来ライフスタイル変更が予想されるならクロスバイクを選び、「通勤・街乗り一本で荷物も多め・徒歩・雨の日も使う」という明確な用途ならシティサイクルが合理的です。

購入前チェックリスト(10項目)

最後に、改めて購入前に必ず確認しておきたい10項目をご紹介します。

  1. 通勤距離・時間(片道5km/10km以上か) → 長距離なら軽さ・速度が重要。
  2. 荷物量(毎日運ぶ荷物の有無・量) → カゴ・荷台の有無が使い勝手を左右。
  3. 駐輪・保管環境(屋内か屋外か・階段・エレベーター) → 重さ・持ち運び・盗難対策に影響。
  4. 信号・坂道・段差の多さ → 走行性能・変速・タイヤ幅が関係。
  5. 雨天・泥跳ね・汚れ対策の必要度 → 泥除け・チェーンカバーの有無が安心感。
  6. メンテナンスにかけられる時間/意欲 → スポーツ仕様なら手入れ頻度増。
  7. 将来ライドシーン(休日使用・遠出)をするかどうか → 拡張性・乗り換え検討の有無。
  8. 初期予算・維持費予算 → 車体価格だけでなく消耗・保険・盗難対策も含む。
  9. 軽さや持ち運び易さを重視するか → 階段・屋内駐輪・車載をするなら軽量がメリット。
  10. 保険・盗難対策・リセール価値をどれくらい気にするか → 高価格車体は管理コストも高く。

なぜこの10項目が必要なのか?理由はこれらを一つ一つチェックメモとして記録しておくと、比較検討時に“感覚”ではなく“条件”で判断でき、失敗しづらくなるためです。

購入して後悔しないため、何度も記事を読んで自問自答して最高の1台を。相棒を選んでください。

まとめ

クロスバイクとシティサイクルは設計思想・用途が明確に異なるため、自分の通勤・街乗りスタイルを起点に選ぶことが大切です。

通勤距離・荷物・駐輪環境・メンテ意欲・将来用途などを比較すれば、どちらが自分に向いているか見えてきます。

将来も使えるか・拡張できるかを考えるなら、クロスバイクの方が余地がありますが、日常実用・安心感重視ならシティサイクルが魅力的です。

通勤の“移動”を“快適な時間”に変える一台を、ぜひ後悔のない形で選んでください。

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