愛知県は、都市と自然が見事に調和した魅力的なサイクリングスポットの宝庫です。名古屋の都市景観から知多半島の海岸線、三河湾の絶景まで、多彩な風景を楽しめるサイクリングロードが点在しています。

今回は、初心者の方から経験豊富なサイクリストまで、誰もが楽しめる愛知県のサイクリングロードを徹底解説します。

愛知のサイクリングロード｜城・半島・地球博が初心者向け！？

「サイクリングを始めたいけど、どこから走ればいいの？」
「交通量の多い道は怖いな…」

そんな初心者の方々の不安を解消する、安全で楽しいコースをご紹介します。

愛知の初心者向け平坦なサイクリングロードはここだ

これらのコースは、交通量が少なく、比較的平坦な道が続くため、初心者の方でも安心して楽しめます。特に愛・地球博記念公園周回コースは、完全に車から隔離されているので、お子様連れの家族にもおすすめです。

家族で楽しめるサイクリングスポット

これらのスポットは、短距離で安全性が高く、家族連れにぴったりです。木曽川自転車道では、季節によって桜や紅葉を楽しめるので、お子様の自然学習にも最適です。家族でサイクリングする際は、最も遅い人のペースに合わせ、お互いの距離感と安全を常に意識することが大切です。

よくある事故例として、交差点での右折車との接触や、路肩の段差での転倒などがあります。特に注意が必要なのは、下り坂でのスピード出しすぎです。ブレーキの効きが悪くなるので、常に安全速度を心がけましょう。

愛知県ならではの産業体験

愛知県といえば、自動車産業が有名です。サイクリングと組み合わせて、産業観光も楽しめます。

1. トヨタ産業技術記念館: 名古屋市内にあり、自動車の歴史や技術を学べます。
2. トヨタ会館: 豊田市にあるトヨタ自動車の展示施設。最新モデルの展示も。
3. リニア・鉄道館: JR東海が運営する鉄道博物館。実物の新幹線も見学可能。

もし、”乗り物”に関心が高いのであれば、一度は訪れてみてはいかがでしょうか？

残念ながら、これらの施設を巡るツアーなどはないようですが、またridewithgpsなどを使用してルートを検索して自分なりのサイクリングツアーを考えてみてください。

サイクリングロードin愛知｜絶景とグルメが楽しめる中級者向けルート

愛知県には、美しい景色とおいしいグルメを同時に楽しめるサイクリングコースが豊富にあります。少し体力に自信がついてきた方におすすめの中級者向けルートをご紹介します。

愛知の絶景は半島が多い？湾岸を颯爽と駆けられるサイクリンロード

知多半島サイクリングコース
渥美半島サイクリングコース
三河湾岸サイクリングコース

知多半島サイクリングコース

知多半島サイクリングコースでは、太平洋を一望できる絶景ポイントが多数あります。特に羽豆岬からの眺めは圧巻で、晴れた日には富士山も見えることがあります。また、野間灯台は日本の灯台50選に選ばれており、インスタ映えスポットとしても人気です。

渥美半島サイクリングコース

渥美半島サイクリングコースは、太平洋と三河湾の両方を楽しめる贅沢なルートです。伊良湖岬からは360度の大パノラマが広がり、まさに絶景と呼ぶにふさわしい景色を堪能できます。春には一面の菜の花畑が広がり、黄色い絨毯のような景色は必見です。

三河湾岸サイクリングコース

三河湾岸サイクリングコースは、蒲郡市から豊橋市までを結ぶ全長約70kmのコースです。ラグーナテンボスからの三河湾の眺めは特におすすめで、夕暮れ時にはロマンチックな雰囲気を味わえます。

愛知のグルメを満喫するためのサイクリングロード5選

愛知県のグルメと言えば、まず外せないのが「ひつまぶし」です。

鳴海製作所

鳴海製作所は創業100年以上の老舗で、炭火で焼いた香ばしい鰻と、ふっくらとした御飯の相性が抜群です。サイクリングの後の栄養補給にもぴったりです。

蒲郡オレンジパーク

蒲郡オレンジパークでは、地元の蒲郡みかんを使用したみかんソフトクリームが人気です。さっぱりとした甘さで、暑い日のサイクリング中の休憩にはうってつけです。

豊川稲荷門前通り

豊川稲荷門前通りのいなり寿司は、地元の名物として知られています。豊川稲荷参拝の後に立ち寄るのがおすすめです。

名古屋駅周辺

名古屋駅周辺では、名古屋名物の味噌カツを楽しめます。厚切りのとんかつに甘めの味噌だれがかかった味噌カツは、サイクリングで消費したカロリーを補給するのに最適です。

半田運河沿い

冬季には、半田運河沿いで半田あんこうを味わえます。コラーゲンたっぷりで、美容と健康に良いとされるあんこう鍋は、寒い季節のサイクリング後の体を温めてくれます。

地元の醸造所・酒蔵巡り

愛知県は日本酒の産地としても有名です。例えば、このような醸造所や酒蔵を巡るサイクリングも人気です。

1. 半田市の國盛酒の文化館: 清酒の製造工程を見学できます。
2. 常滑市の盛田味の館: 愛知県の地酒「菊石」の蔵元です。
3. 蒲郡市の丸石醸造: 100年以上の歴史を持つ酢の醸造元です。

気軽に楽しめるサイクリングですが、安全第一で楽しみましょう。

サイクリングロード 愛知｜挑戦的なロングライドコース攻略のカギは？

ここではすでに経験を積んだサイクリストの方々に向けて、愛知県内の挑戦的なロングライドコースとヒルクライムコース、そして注目のイベント情報をご紹介します。

ロングライド・ヒルクライムコース

知多半島一周（チタイチ）
渥美半島一周（アツイチ）
三河高原ヒルクライム

知多半島一周（チタイチ）

知多半島一周（チタイチ）は、愛知県を代表するロングライドコースです。太平洋の絶景を楽しみながら、約150kmを走破するチャレンジングなコースです。途中、野間灯台や羽豆岬など、絶景ポイントが多数あります。また、半田市では名物のカレーうどんや、知多牛を使った料理で栄養補給ができます。注意点としては、一部交通量の多い区間があるので、安全走行を心がけましょう。

渥美半島一周（アツイチ）

渥美半島一周（アツイチ）は、太平洋と三河湾の両方の景色を楽しめる贅沢なコースです。約140kmのコースでは、伊良湖岬や恋路ヶ浜など、絶景スポットが点在しています。特に春には菜の花畑、夏にはひまわり畑と、季節ごとに異なる景色を楽しめます。ただし、海沿いのコースのため強風に注意が必要です。防風対策をしっかりと行いましょう。

三河高原ヒルクライム

三河高原ヒルクライムは、経験豊富なサイクリスト向けの挑戦的なコースです。累計標高差2000mという厳しいコースですが、山頂からの絶景は格別です。特に秋の紅葉シーズンは絶景ポイントが多く、苦労して登った甲斐があります。急勾配が続くので、ギア比や体力配分に注意しましょう。

愛知県のサイクリングイベント情報

「ツール・ド・新城」は、愛知県新城市で開催される本格的な山岳サイクリング大会です。プロ選手も参加する高レベルな大会で、上級者向けの100kmコースから、初心者向けの20kmコースまで用意されています。山岳コースならではの絶景と、地元の応援が魅力です。

「渥美半島センチュリーライド」は、渥美半島を一周する人気イベントです。100km、60km、30kmのコースがあり、レベルに応じて参加できます。エイドステーションでは地元の特産品が振る舞われ、サイクリングと共に渥美半島の魅力を堪能できます。

「知多半島サイクリングフェスティバル」は、家族連れでも楽しめる無料イベントです。短距離コースもあるので、初心者やお子様連れでも安心して参加できます。地元の特産品が当たる抽選会なども開催され、サイクリング以外も楽しめます。

愛知県のサイクリングロードのサポート体制は？

愛知県では、サイクリストをサポートする体制が整っています。以下の店舗は、当社提携の店舗の一例ですが急なトラブルや修理にも対応してくれます。事前にメモっておくと安心です。

1. 八事自転車出張修理 (愛知県名古屋市市内、愛知県一部)＞＞＞052-846-8009
2. ベンリーサンレー常滑店 (愛知県常滑市斧口37-7)＞＞＞0120-06-3052
3. 自転車出張修理サイクルラボ (中村・千種・中川・西区・清須・稲沢・あま市出張所):＞＞＞070-3349-6705
4. サイクルハウスヤマダ (愛知県津島市青塚町2丁目7):＞＞＞0567-28-4057
5. サイクルファクトリーアクセル (愛知県豊橋市飯村北2丁目29-7)＞＞＞0532-63-5701

その他の提携店舗についてはこちらのページの提携店舗をご確認ください。

もし、上記に記載のないサイクリングロードを検討しているならこちらの店舗以外にも提携店舗はございますのでお気軽に事前にラインでご相談ください＞＞＞公式ラインで事前相談する

まとめ｜愛知県でサイクリングを満喫するために

愛知県のサイクリングは、初心者から上級者まで楽しめる多彩なルートと、絶景、グルメ、文化が融合した魅力的な体験を提供します。知多半島や渥美半島のコースは、季節ごとに異なる景色と地元の特産品を楽しめる、日本でも屈指のサイクリングエリアです。安全に配慮しながら、自分のペースで愛知県の魅力を発見する旅に出かけましょう。

サイクリングは単なる移動手段ではなく、地域の文化や自然を体感する素晴らしい方法です。あなたの新しい冒険が、きっと忘れられない思い出になることでしょう。

move

日本の次世代電動自転車を開発・販売する『MOVE』では日々通勤や趣味で自転車を利用する方・これから検討しようとしている方に向けて役立つ情報をお届けしています。主に「通勤・サイクリング・便利グッズ・運動利用」などニーズに合わせて専門的な知識をもったライターが集まる編集部が執筆しています。ぜひ記事を参考にライドライフをより深く楽しんでください。