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電動アシスト自転車が基準超え!?知らずに違法?安全と法令を守る

電動アシスト自転車の利用が増える中、「基準超え」の製品が市場に出回っています。これらを知らずに購入・使用すると、法令違反や事故のリスクが高まります。
本記事では、電動アシスト自転車の基準や確認方法、違反時のリスクと対処法について詳しく解説します。安全で合法的な利用のために、ぜひ一読ください。
電動アシスト自転車が基準超え?基準の確認方法と見分け方

電動アシスト自転車を購入する際、「基準超え」の製品を選んでしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ここでは、電動アシスト自転車の基準や確認方法について詳しく解説します。
電動アシスト自転車の基準とは?
電動アシスト自転車は、道路交通法で以下のような基準が定められています。
これらの基準を超える製品は、電動アシスト自転車ではなく、原動機付自転車(バイク)として扱われます。
これらの基準を満たしている製品は、安全性や法令遵守の面で信頼性が高いとされています。
オンライン購入時の注意点
オンラインで電動アシスト自転車を購入する場合、以下の点に注意してください。
- 商品説明の確認:アシスト比率や最高速度、スロットルの有無などが明記されているか確認しましょう。
- レビューの確認:他の購入者のレビューを参考に、実際の使用感や問題点を把握しましょう。
- 販売業者の信頼性:販売業者の所在地や連絡先が明記されているか、信頼できる業者かを確認しましょう。
実店舗での確認方法
実店舗で購入する場合は、以下の点を確認しましょう。
- 試乗:実際に試乗して、アシストの感覚や操作性を確認しましょう。
- 店員への質問:不明点や疑問点は、店員に質問して解消しましょう。
公道走行可能な電動アシスト自転車について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。また、2024年11月に施行された新法についての情報も重要です。
【電動アシスト自転車】基準超えの確認方法と伴うリスク

自分の普段使用している電動アシスト自転車が基準を超えているかもしれないと感じたとき、そのまま使用を続けることは大きなリスクを伴います。知らずに違法な状態で走行してしまうと、無免許運転や保険未加入など、重大な法的責任を負う可能性があります。
ここでは、基準超えの電動アシスト自転車が引き起こすリスクと、それを確認するための具体的な方法について詳しく解説します。
安全で合法的な利用のために、ぜひ参考にしてください。
基準超えの電動アシスト自転車が引き起こすリスク
前述の「電動アシスト自転車が基準超え?基準の確認方法と見分け方」でも紹介した通り、電動アシスト自転車は、道路交通法により以下の基準が定められています。
- アシスト比率は、人力1に対して最大2まで。
- 時速24km/hを超えるとアシスト機能が停止する。
- ペダルをこがないと動かない構造であること。
これらの基準を超えると、どうなるのか?
以下のようなリスクが生じます。
- 無免許運転の扱い: 基準を超えると原動機付自転車と見なされ、運転免許が必要になります。
- 事故時の責任: 事故を起こした際、自転車保険の適用外となり、高額な損害賠償を請求される可能性があります。
これらのリスクを避けるためにも、自身の電動アシスト自転車が基準を満たしているか確認することが重要です。
自転車が基準を超えていないか確認するチェックリスト
以下のチェックリストを参考に、自転車の状態を確認しましょう。
確認項目 | 問題がある場合のリスク |
---|---|
取扱説明書の記載内容 | アシスト比率やアシスト停止速度の記載がない場合、基準を超えている可能性がある。 |
スロットルの有無 | スロットルがある場合、ペダルをこがずに走行可能であり、原動機付自転車と見なされる。 |
アシスト停止速度の設定 | 時速24kmを超えてもアシストが続く場合、基準を超えている。 |
PSEマークの有無 | 電気用品安全法に基づく表示がない場合、安全性に問題がある可能性がある。 |
これらの項目を確認し、問題がある場合は速やかに対処することが求められます。
違法だった場合の対処法
自転車が基準を超えていると判明した場合、以下の手順で対応しましょう。
- 購入先への連絡: 購入した店舗やオンラインショップに連絡し、返品や交換の相談を行います。
- 証拠の保存: 購入時の領収書や取扱説明書、商品の写真などを保管しておきましょう。
- 消費者ホットラインへの相談: 電話番号188に連絡し、専門の相談員に対応を相談します。
- メーカーへの問い合わせ: 製造元に直接連絡し、製品の仕様や対応策について確認します。
これらの対応を行うことで、法的なリスクを回避し、安全に自転車を利用することが可能になります。
電動アシスト自転車の基準を超えている場合、無免許運転や保険未加入など、重大なリスクが伴います。自身の自転車が基準を満たしているか、チェックリストを活用して確認しましょう。問題がある場合は、速やかに購入先や専門機関に相談し、適切な対応を行うことが重要です。
安全で快適な自転車ライフを送るためにも、基準の確認と適切な対応を心がけましょう。
基準超えしている電動アシスト自転車を買ってしまった。。購入後の対処法は?

基準を超えた電動アシスト自転車を購入してしまった場合、以下のような対処法があります。
返品・交換の手順
- 購入先への連絡: 購入した販売店やオンラインショップに連絡し、返品や交換の可否を確認します。
- 証拠の保全: 購入時のレシートや注文履歴、商品説明などの証拠を保管しておきます。
- 消費者センターへの相談: 販売店が対応してくれない場合は、消費者ホットライン(188)に相談し、適切な対応を求めましょう。
気づいたときに早めに確認し、返品交換手続きを行いましょう。
合法的な使用方法
基準を超えた電動アシスト自転車を合法的に使用するためには、以下の手続きを行う必要があります。
参考元:京都府警察公式サイト
これらの手続きを行うことで、基準を超えた電動アシスト自転車を合法的に使用することができます。もしかすると、あなたが現在使用している電動アシスト自転車だと認識しているバイクはモペットかもしれません。
「電動自転車とモペット、違いって何?間違った認識していませんか?」でも説明していますので今一度ご確認ください。
なお、当社の電動アシスト自転車モデル「MOVE製品」であれば、これらの心配がなく、安全に使用することができます。
詳しくは、当社のウェブサイトをご覧ください。

まとめ
電動アシスト自転車の基準超えは、知らずに違法行為をしてしまうリスクがあります。基準を超えた自転車を使用すると、無免許運転とみなされ罰則の対象となる可能性があります。また、事故を起こした際には保険が適用されないこともあり、重大な責任を負うことになります。
自転車の適法性を確認するためには、基準を満たしているか?取扱説明書の記載はあるか?スロットルの有無などをチェックすることが重要です。もし違法な自転車を使用していた場合は、速やかに使用を中止し、購入先や消費者ホットライン(188)に相談することをおすすめします。

日本の次世代電動自転車を開発・販売する『MOVE』では日々通勤や趣味で自転車を利用する方・これから検討しようとしている方に向けて役立つ情報をお届けしています。主に「通勤・サイクリング・便利グッズ・運動利用」などニーズに合わせて専門的な知識をもったライターが集まる編集部が執筆しています。ぜひ記事を参考にライドライフをより深く楽しんでください。
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